舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる』

わからん。分からんと思ってネットで感想拾って、私がネットになれば、すなわちネットで感想書いてる鋭い読みの人と同一化できるかと思ったのだが、拾えるのがせいぜい、「セカチュー」のアンチテーゼになってる素晴らしいアイロニーだという程度で、あんたね、と、あの程度を敵に回す舞城先生という人は、あの程度を敵に回しているような人という扱いになってしまうけどそれでいいのか、愛する舞城先生を貶めていないだろうかと思うわけです。

同時代的すぎるせいで、10年以上後に読むと、文体の妙ももはやなく、無関心・無関心・大無関心・超無関心とも言える。

誰か、読み方教えてくだはい。

好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)

好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)