ドイツ文学

池内紀『カール・クラウス』

池内紀という人の書くものは大概面白い。ドイツ文学まわりではピカイチだろう。その池内紀による若書きの著であり、「大学を出てから二年ほどして」「「教授資格取得の」ために」書いたものだそう。しかし、カール・クラウスという名前は、思想まわりを勉強…